このホームページは作者がどういう道のりを経て、ニュージーランドでパイロットになったのかを紹介します。
また作者が教官時代に感じた事やパイロットになった元学生の話なども今後徐々に紹介していくつもりです。
教官時代に学校紹介を通じ、多くのパイロット志願者から進路の相談等を受けてきました。その中でも多かったのが、「日本でパイロットになれなければ海外でパイロットに・・・・」というものでした。
うわさで海外で働いている日本人がいる事を聞き、自分にもチャンスがあるのではないか?という漠然とした意見が全てでした。
実は私もそう考える内の一人でした。
私自身で海外で働く日本人パイロットを探しましたが、海外でパイロットで活躍されている日本人の方々は幼少の頃から海外に在住している・留学で若い時に海外で生活していた経験がある為、言語・文化の壁が非常に少ない人達だったり、ファーストオフィサープログラムに参加している日本人パイロットでした。
私の場合、飛行機を初めて操縦したのが26歳。
それまで海外旅行はおろか、国内旅行でも飛行機を利用した事がなく、飛行機留学でニュージーランドに渡航する時に、初めて飛行機に乗りました。
英語に関しては苦手で「誰が外人の使う言葉なんか必要あるか!」という感じでした。
海外留学の経験もなかった私が海外でパイロットになれた事自体、珍しい例かもしれません。
このホームページでは、これからパイロットになろうとしている人たちの近い将来を想像、予想しやすいように出来るだけ具体的に書いていくつもりです。
もちろん、いろんな形や方法でパイロットになった人がいるのでここに書いてあることが全てではありませんが、一つの例だと思って読んで下さい。
自分自身の事を書くのはとても恥ずかしく、私にもまだまだ先があり、自分の思い描いているパイロットにはなっていませんが、これからパイロットを目指される皆様がこのホームページを読まれて、少しでも概要を掴んで下されば幸いです。
2008年9月 ホームページ作者
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